1年分のヨシを一度に刈り取り、冷凍保存します。
今後の展開
ヨシの新芽の緑の葉を冷凍保存すると一年中その緑の葉を保っているので、ヨシちまき・ヨシだんご・ヨシおこわの包む部分に利用し、ヨシの風味を残すよう工夫しています。
又、今年 試行錯誤を重ねた結果、新茶と同じようなヨシの新芽を抹茶状に完成することができました。ヨシが抹茶状に完成したことによりお茶だけでなく、粉末を利用したヨシだんご・ヨシゼリーと幅広い商品開発を行なうことができます。地元のイベントや観光地の茶店でヨシ抹茶とヨシだんご等をセットに販売していますが、美味しい、懐かしいの反響をいただきながら事業を展開中です。
近年、水質保全の環境問題を起点にヨシの効用が見直されている中で緑茶と変わらない美しいグリーン色のヨシの抹茶を成分分析を行い健康食品にならないか 又、ヨシの抹茶の粉末が他の食材として活用できないか等検討を重ねたいと思います。
今後の特産品開発研究とともに、全国でも例のない広いヨシ原が広がる西の湖の景観を守りながら積極的にまちのPR、活性化に努めていきたいと思います。
平成17年度よしきりの会 事業計画
16年度ヨシの青葉をヨシ粉末に加工することが可能となり、専門機関にて成分分析を行い、ビタミンCを多く含んでいることも判明し、年度末には
ヨシ粉末も「ヨシみどり」の名称にて商標登録することが出来ました。
「ヨシみどり」を利用した新たな商品も、
ヨシ茶・ヨシだんご・ヨシゼリー・ヨシせんべい・ヨシジェラード等を開発し、昨年度のびわ湖環境ビジネスメッセにも安土町商工会ブース内にて出展し、「環境こだわり県」にふさわしいビジネス交流会にてアンケートを実施、ヨシの食の利用について評価を得ました。
町内イベント時はもちろん、観音正寺での販売や町内弁当での採用等、地域においても今後の展開に大きな期待をされています。
製造段階でのレベルアップも含め、町内空き施設での販売場所・販売方法を考え、あづちのこだわり特産品として、地域活性化の中心となるよう事業展開していきます。
よしきりの会 ヨシだんご等詳細案内
15年6月に報知新聞にて掲載されましよしきりの会について、記事内容を紹介します。
鮮やかな緑色、ヨシの新芽茶 「よしきりの会」が研究開発
団子、パン、ゼリーなど =安土の新特産品へ=
安土町商工会女性部員らでつくるよしきりの会(重野久子代表)が、西の湖で摘み取ったヨシの新芽を材料にお茶の製造に成功し、先月三十日から観音正寺の茶店で試飲サービスを始めた。六月六日の信長まつりで安土の特産品としてデビューさせて、販路を求めていく。
同会では、あたらしい安土の物産を求めて活動を行っており、これまでに西の湖のヨシの葉を使ったちまきをつくり、品評会やイベントなどに出品するなどヨシにこだわった商品開発に取り組んでいる。
ヨシのお茶は、昨年から全国でも例のない広いヨシ原が広がる西の湖の自然にふれる食品として加工することは出来ないか検討。これまで試作された例はあるが、色が薄茶色で何か補足する味を加えないと飲めないものだった。
同年七月、新茶と同じように新緑の美しいヨシの色合いが出せないか模索していたところ、インターネットで電子レンジやホットプレートを使って家庭でお茶が作れる方法が紹介されているホームページを見て、ヨシの新芽で挑戦。その結果、お茶に近いものが出来ることが判明。そのままでは味が薄いため、焙煎した葉をミキサーとミルで抹茶のように粉末にすると、ヨシの味がほのかにするお茶ができあがった。
しかし、この製造方法は家庭用であるため、お茶になるまで長時間かかることから量産が出来ず、その課題解決に取り組んでいる中で、奈良県に野菜ならなんでも粉末食品にする業者を見つけ、そこに持ち込み半年かかって試行錯誤してもらったところ、緑茶と変わらない美しいグリーン色のヨシ茶が完成した。
試作段階の今年二月に一般の人に試飲してもらったところ、「おいしい」や「かわっている」などの評価が寄せられたことから、商品として売り出すことにした。
現在、お茶だけでなく、粉末を溶かし入れた「ヨシ茶ゼリー」「ヨシ団子」「ヨシのジェラード」の他、天ぷらや食パンの生地に加えると美しいグリーン色になり、料理やお菓子にも使えることが分かった。
同会では、お茶とヨシ団子をセットにして近江八幡の水郷めぐりの乗船客らに提供出来ないかなど、商品価値を高めていくことや健康食品としての成分分析を行い、ヨシ茶の粉末が他の食材として活用できないか検討を重ねていくことにしている。
近年、水質保全の環境問題を起点にヨシの効用が見直されている中で、ヨシそのものを食材にする取り組みが進められており「ヨシうどん」やヨシを大中牛のエサにして「ヨシ牛」を生産する試案も出されている。